<国旗について>
光り輝く島という意味があるスリランカの国旗には様々な意味を持っています。
右側の剣を持っている獅子はシンハラ王朝以来この国の象徴となっているものです。
そして、その獅子を取り囲むように描かれている4つの菩提樹の葉は、仏教をあらわしています。左側の2色の色、サフラン色と緑色にも意味があり、サフラン色はヒンズー教やタミル人を、緑色はイスラム教やムーア人のことをあらわしています。
この2つによってこの国に住む様々な民族の融和を意味しています。
<食事の特徴>
自然豊かな島で採れる新鮮な食材と香辛料を使ったスパイシーな料理で、中でも代表的な料理が「ライス&カリー」です。日本のカレーとは違い様々な種類の香辛料を焙煎、調合したものをベースに、各種材料を煮込み出来上がった料理の総称を「カリー」と呼んでいます。
更に、この国は自然に囲まれている事から新鮮な魚や野菜、フルーツなどがカリーを含めた様々な料理に活用されています。
カリーに限っても、肉や魚、野菜などあらゆる種類の食材を中心に据えて、それを多種のスパイスや胡椒、唐辛子をたっぷり含んだカリーに混ぜ、そこで更に玉ねぎ、ニンニク、トマト、ココナッツミルクなどと一緒に煮込みます。
また、スリランカは紅茶の産地であることから、人々も日常的に紅茶を飲んでいます。
<スリランカの人>
スリランカは教育熱心で、全ての子供に9年間の義務教育を適用していますので賢い人が多くいます。
性格はとてもフレンドリーで、気さくに話しかけたりします。
話し好きですが、プライドが高く頑固な部分も持ち合わせています。
仕事や家族、学校においても上下関係がはっきりしており、家族においては父親が一番偉く妻や子供は従順に従うことが求めらます。
また、年長者は偉いと考えられ若年者は年長者を敬っています。
学校において子供たちは先生のいう事をよく聞いています。
男性の特徴として、挨拶など礼儀が重んじられていますので基本的な挨拶がしっかりできる人が多いです。
このことから日本で労働するにあたり、他国の技能実習生と比べると日本の職場環境に馴染みやすいと考えられます。
<紅茶の主要産地>
スリランカはインド、ケニアに次いで生産量世界第3位となっています。
かつての国名「セイロン」は紅茶の代名詞としてその名をとどめています。
セイロン紅茶の主な産地は、気候の影響と11~2月の北東モンスーン(貿易風)、5~9月の南西モンスーン(偏西風)により、中央の山岳地帯を挟んで南東側のウバ地区と西側のディンブラ、ヌワラエリア地区に分かれます。北東モンスーンは海から水分を運び、中央山脈の北東斜面に多くの雨を降らせ、南西斜面のディンブラ地区には乾いた風があたります。反対に、南西モンスーンの時期はコロンボから中央山脈南西部の大茶園は雨期となり、生産量は増えます。セイロン紅茶は水色・味・香りの3要素のバランスが良いことが一般的な特徴です。
セイロン紅茶の品質は3つの区分に分かれており、「ハイグロウンティー」は標高4,000フィート(約1,300m)以上の製茶工場で生産される紅茶で、セイロン紅茶の高級品にランクされ、独特のデリケートな味と爽快な渋み、香りをもち、明るい水色が特徴。「ミディアムグロウンティー」は標高4,000~2,000フィート(1,300~670m)の製茶工場で生産される紅茶で、渋みはやや弱いけど味は力強く、コクがあり、香りも芳醇。ブレンドのベースにも適しています。「ローグロウンティー」は標高2,000フィート(670m)以下の製茶工場で生産される紅茶で、一般的に香りは弱く、水色が濃いのが特徴。
<スリランカの自然>
国土のほとんどが緑で覆われているスリランカには20を超える国立公園と、100を超える自然保護区があります。その豊かな自然の中には象をはじめ多くの野生動物が生息しており、中にはスリランカでしかみる事の出来ない固有種の野鳥も多く、2019年時点で34種が確認されています。
きれいな砂浜には毎年ウミガメが産卵に訪れますが、その数が年々減少し深刻な問題となっています。このことから1993年にウミガメプロジェクトがスタートし、現在スリランカには数ヶ所のウミガメ保護センターが設立されています。保護センターでは子ガメの保護以外に、怪我をしたウミガメのケアや、親ガメが安全に産卵できるようビーチでの夜間パトロールも行っています。
ある国立公園には乾季にあたる7月~10月、象たちが水を求めて湖に集結します、その数100頭以上で有名な観光スポットにもなっています。
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