昨年からコロナウイルスの蔓延により、日本政府は外国人の入国を制限しています。 最近ではオミクロン株により、今後はさらに日本への入国制限が厳しくなると予想されます。国内ではワクチン接種率が高いせいか、感染者数が以前と比べ、劇的に減ってきてはいます。半年前は1日あたり4桁でしたが、2021年12月現在では2桁とかなり感染者の減少に成功しています。そんな日本ですが、今後も油断はできません。また感染者が増える可能性があるとも考えられるからです。オミクロン株はもちろん、観光業や飲食業が復活し人との交流が増えれば、感染者が増えると懸念されています。
コロナ感染者を増やさないためにも、国内の対策だけでは不十分です。海外にも目を向けなければなりません。そこで入国管理です。外国人を大量に入国させると、コロナ感染者が増えてしまうかもしれません。やはり、制限の処置は必要になってきます。外国人技能実習生の入国制限もその問題の内の一つです。
本記事では、タイトル通り、外国人技能実習生の入国について紹介します。外国人技能実習生の現状・今後の予定など、現在分かっていることをすべてお伝えします。
①外国人技能実習生の入国、現状
日本政府は、2021年11月30日に外国人の入国を禁止する措置をとりました。新型コロナウイルスの変異種「オミクロン株」への対応として全世界の人の入国を禁じました。入国を禁じられているため、外国人技能実習生は現在日本に入国することはできません。
朝日新聞「「いよいよ日本行きあきらめる実習生も…」入国禁止に落胆する担当者」参照(「いよいよ日本行きあきらめる実習生も…」入国禁止に落胆する担当者 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル (asahi.com))の記事によると、日本で働くことをあきらめるという声がみられます。また、企業の担当者はこの入国禁止の措置に落胆する人もいるようです。
以前にも日本では外国人の入国措置はしていたため、入国できなかった外国人技能実習生も少なくはありません。2021年11月に入国措置は一時的に緩和さましたが、それはつかの間。この緩和時、ある実習生は「今度こそ日本に働きに行く」「日本で働くのが楽しみ」と働く意欲が高い声がありましたが、裏切る形に。オミクロン株により再び入国できなくなり、「日本で働くことをあきらめる」と意見を持つ実習生もいます。
その他、「先が見えないため、いつ入国ができるのか分からない」「再開がいつになるのか分からずとても困る」など、今後の見通しが不透明であるため、不満を抱く実習生も。多くの外国人技能実習生は、日本で働くために母国で待っている状態です。まだ日本で働くことを諦めていない実習生も中にはいます。そんな人のためにも、日本政府は入国禁止措置を、少しでも緩和するなどの措置は必要となってくるでしょう。
②外国人技能実習生の入国、今後の予定
外国人実習生はいつ入国ができるのでしょうか。その答えは、はっきりとは分かりません。日本政府は、今後の外国人入国措置の詳細をまだ何も公表はしていません。国内でオミクロン株が普及してきているため、しばらくの間は入国禁止措置は続くと考えられます。2021年12月17日現在、日本国内でも50人ほどオミクロン株に感染してる人はみられます。
オミクロン株に感染している人が出てきているため、今後また日本でコロナ感染者が増えるかもしれません。感染者を増やさないためにも、現状だと外国人の入国禁止は必要な措置だと考えられます。
外国人の入国規制が緩和されるのは、今後の状況によると考えられます。今以上に状況が悪化すれば入国禁止措置は延長されるかもしれません。また、良好な状態になれば、制限措置解除など規制が緩和されることが期待できるかもしれません。規制が緩和されれば、多くの外国人が流入してくるので、再び感染者が増加しないよう、検疫やワクチン接種の確認を行うなど、事前に確認してから入国させる等の対策はしておいたほうが良いですね。
③外国人技能実習生、どこの国の人を多く受け入れている?
当組合ではスリランカ人の技能実習生を数多く受け入れています。過去の記事にも書いてありましたが、スリランカという国はとても教育熱心です。日本と同様、全ての子どもに9年の教育制度が整っていますのできちんと教育された人が多いのが特徴です。そのせいか、スリランカの識字率は96%と世界でも高いランクに位置しています。
スリランカ人は、とてもフレンドリーで気軽に話かけてくることが多いです。スリランカ人はとにかく話し好きなんです。また、”仕事や家族、学校においても上下関係がはっきりしており、家族においては父親が一番偉く妻や子供は従順に従うことが求めらます。年長者は偉いと考えられ若年者は年長者を敬っています。” 引用:スリランカってどんな国 Vol.2 – サンエス協同組合 (sanesu.or.jp)
学校では、子ども達が先生の言うことをよく聞いている姿もみられます。
これらの事情により、日本と似たような文化的背景があるため、スリランカ人は非常に日本の文化に親しむ人は多いようです。日本で働くことにおいても、日本の職場の環境に順応しやすいと考えられます。
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